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NCOOL 新潟公務員法律専門学校

【警察・消防ガイド】公務員を目指すお子様がいらっしゃる保護者の皆様へ(第15回)


保護者様向け公務員ガイド

【警察・消防ガイド】公務員を目指すお子様がいらっしゃる保護者の皆様へ(第15回)

【警察・消防ガイド】公務員を目指すお子様がいらっしゃる保護者の皆様へ(第15回)

 

公務員を目指すお子様がいらっしゃる保護者の皆様向けコンテンツ『公務員になるには?』を全16回シリーズ(予定)で公開中!

大切なお子様の目指す進路を、保護者様も一緒に知ることから始めてみませんか?

お子様の夢を強力にサポートできる内容となっております!ぜひ定期的にご覧ください。

 

 

前回は

令和3年度 都道府県・政令指定都市 高卒程度試験 実施結果について

についてお話しました。(↑テキストをタップすると前回の記事にジャンプします)

 

第15回

警察・消防ガイド

です。

 

警察・消防ガイド警察官

警察官・消防官に共通するのは、人々の安心と安全、財産と生命を守りぬくことに情熱を傾ける仕事だということです。

この使命感あふれる仕事への憧れから、警察・消防ともに根強い人気のある職種となっています。

 

● 警察・消防の仕事●

【警察の仕事】

警務部門…人事や広報、装備管理など、いわば警察署全体をスムーズに動かすための総務部門にあたる仕事です。

刑事部門…映画やテレビに登場するのがこの部門の警察官。最も警察官らしい警察官といえるでしょう。窃盗や傷害などの犯罪捜査が任務です。

生活安全部門…風紀・麻薬・金融に関係した犯罪の捜査を担当します。青少年の補導や、覚せい剤の取り締まりなどもこの部門が受け持ちます。

地域部門…交番やパトカー勤務の警察官はこの部門に所属します。110番で真っ先に現場に急行し、犯罪捜査の初期段階を担当します。

警備部門…VIPの警備、台風や地震に対しての警戒、スパイ・ゲリラの摘発など任務の意義は重大です。

交通部門…交通の安全を図るための仕事全般を担当します。交通違反の取り締まりの他、運転免許試験などの事務もこの部門で行います。

 

 

【消防の仕事】

消火業務…消防活動の基本である消火業務。消防車は、指揮隊、消防部隊、救急隊の3部隊で構成され、出動します。

救急業務…年間出動件数40万件を超える救急車の要請。救急隊長、救急隊員、救急機関員(運転も担当)で構成されます。

指令業務…119番通報を受けて消防・救急部隊に出動を指令します。迅速な消火・救急活動を行うため、高度なコンピューターシステムを装備しています。

救急業務…レスキュー隊(消防特別救助隊)に代表される、あらゆる災害に対して救助活動を行います。

火災予防業務…火災の未然防止、被害の拡大防止に向け、建物の調査や防災指導を実施します。火災現場で出火原因の調査なども行います。

指導広報業務…住民への防災意識を高めるために、様々なイベントの開催や広報誌の作成を行います。

 

 

警察官・消防官への道(新潟県警察・新潟市消防局の例)

● 新潟県警察官(男性・女性)●

【教養試験】(1次)…105分 45題 マークシート方式

【体力検査Ⅰ】(1次)…腕立て伏せ/反復横跳び/立ち幅跳び

【適性検査】(2次)…クレペリン検査・YG検査

【作文試験】(2次)…90分 1200字以内

【体力試験Ⅱ】(2次)…20mシャトルラン

【身体検査】(2次)…健康診断書の提出が必要

【面接試験】(2次)…個別面接20~30分程度

※最終合格は2次試験の結果で決定し、1次試験の成績は反映されません。

 

<身体基準>

視力/両眼とも裸眼視力が0.6以上または両眼とも矯正視力が1.0以上

色覚・聴力・関節等/職務執行上支障がないこと

 

<合格後の流れ>

試験に合格すると、10か月間、警察学校にて研修を受けます。(全寮制・給与支給あり)

 

 

● 新潟市消防吏員●

【教養試験】(1次)…120分 50題 マークシート方式

【消防適性検査】(1次)…性格検査 ※評価は2次試験

【作文試験】(1次)…60分 1200字程度 ※評価は2次試験

【身体適性検査】(教養試験合格者)…握力/腕立伏臥腕屈伸/反復横跳び/立ち幅跳び/長座前屈/シャトルラン

【面接試験】(2次)…個別面接/身体検査(書類提出のみ)

 

<身体基準>

視力/矯正視力を含み0.7以上かつ、一眼でそれぞれ0.3以上

聴力/2mの距離で低語が聴取できる者

その他/身体に職務執行上支障がないこと、採用後は新潟市内に居住可能であること

 

 

<合格後の流れ>

試験に合格すると、6か月間、消防学校にて研修を受けます。(全寮制・給与支給あり)

 

 

 

 

いかがでしたでしょうか。

一口に「警察官」「消防官」と言っても、様々な業務があります。

中長期的なビジョンをしっかりと持つためにも、受験前に業務内容をしっかり把握・今後どのように自分は社会と関わっていきたいのかを考えておく必要があります。

 

 

いよいよ次回が最終回となります。

公務員試験での「保護者の立ち位置」「保護者がすべきこと・すべきでないこと」

です。

 

公務員を目指すお子様がいらっしゃる保護者の皆様が、どのようにお子様をサポートするべきか

どのように見守るべきかをお伝えしたいと思います。

どうぞお楽しみに♪

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