【試験タイプの分類とSCOA(スコア)対策について】公務員を目指すお子様がいらっしゃる保護者の皆様へ(第10回)
【試験タイプの分類とSCOA(スコア)対策について】公務員を目指すお子様がいらっしゃる保護者の皆様へ(第10回)
【試験タイプの分類とSCOA(スコア)対策について】公務員を目指すお子様がいらっしゃる保護者の皆様へ(第10回)
公務員を目指すお子様がいらっしゃる保護者の皆様向けコンテンツ『公務員になるには?』を全16回シリーズ(予定)で公開中!
大切なお子様の目指す進路を、保護者様も一緒に知ることから始めてみませんか?
お子様の夢を強力にサポートできる内容となっております!ぜひ定期的にご覧ください。
前回は
都道府県職員試験の詳細について
についてお話しました。(↑テキストをタップすると前回の記事にジャンプします)
第10回は
試験タイプの分類とSCOA(スコア)対策について
です。
試験タイプの分類
※画僧タップで拡大します。
注)上記は独自調査の結果であり、この試験であるとは断定できません。あくまで1つの参考としてください。
SOCA(スコア)対策
●ポイント●
SCOAは制限時間と試験科目の違いで3種類あります。
1)SOCA-i
一括45分:言語+数理+論理、5肢択一70問
科目ごとの制限時間なし、3科目トータル45分で終わればOKです。
言語/20問、数理/25問、論理/25問、計70問
2)SOCA-A … これが主流!
一括60分:言語+数理+論理+常識+英語、5肢択一120問
科目ごとの制限時間なし、5科目トータル60分で終わればOK。
常識=理科/社会/時事です。
言語/20問、数理/30問、論理/5問、英語/20問、計120問
3)SOCA-F … 100分型はこれ!
65分:言語+数理+論理+英語、5肢択
科目ごとに時間を区切ります。(時間制限あり)各科目概ね20~25問。
パーソナリティ検査(SCOA-B、240問/35分)と合わせて「試験時間100分」と表記されます。
※時間は45/60/65分ですが、問題数は流動的です。上記数字はあくまで目安として考えてください。
※勝機は、常識(特に理科・社会)と英語を短時間で片づけること!理社は中学校レベルの問題です。
●言語の注意点●
SPIと比べ、①長文問題が多い、②慣用句・故事成語が多い(2語関係や意味もあります)
●数理の出題範囲●
四則計算:整数・分数の計算問題が中心です。2乗などの累乗、少数や√の計算が頻出されます。
方程式と不等式:一次方程式、二次方程式、不等式、連立方程式。
数列
数的推理:濃度計算、図形問題、水槽算、原価利益計算、方程式などがあります。
●論理の出題範囲●
サイコロ:「特定の目が最後に出ない」 or 「出る回転順を選ぶ指定された順に回転させたときに最後に出る目を選ぶ」 の2種類しか出題されません。
推理:位置・順位関係について「誤り」「断定できない」を選ぶ。一つでも違う条件が見つかれば、「断定できない」を選びましょう。
判断推理:道順と組合せ、数値の予測、年齢算、時計の長針と短針、時差、集合などが出ます。
立体・平面図形:展開図、回転図、断面図が頻出されます。
●常識分野は要注意●
テストごと、各科目の出題数は異なります。時事は出題されないこともあります。
いかがでしたでしょうか。
事前に問題傾向を把握しておくことで、受験当日焦ることなく試験に取り組むことができます。
次回は
行政機構図について
です。
内閣をはじめ、各省庁などを図を用いて分かりやすくご説明します!
どうぞお楽しみに♪