【国家初級試験の詳細について】公務員を目指すお子様がいらっしゃる保護者の皆様へ(第8回)
【国家初級試験の詳細について】公務員を目指すお子様がいらっしゃる保護者の皆様へ(第8回)
【国家初級試験の詳細について】公務員を目指すお子様がいらっしゃる保護者の皆様へ(第8回)
公務員を目指すお子様がいらっしゃる保護者の皆様向けコンテンツ『公務員になるには?』を全16回シリーズ(予定)で公開中!
大切なお子様の目指す進路を、保護者様も一緒に知ることから始めてみませんか?
お子様の夢を強力にサポートできる内容となっております!ぜひ定期的にご覧ください。
前回は
地方公務員の職種について
についてお話しました。(↑テキストをタップすると前回の記事にジャンプします)
第8回は
国家初級試験の詳細について
です。
職種説明 ~国家初級~
●行政事務●
東京 霞が関の本省庁、各地方の出先機関および独立行政法人において一般事務を行います。
最終合格の他に、採用省庁からの「内定」を獲得しなければならないことに注意が必要です。
●税務●
税務署の職員となります。
採用後は12か月間、税務大学校普通科に所属し、全寮制での研修を受けた後、各部署に配属となります。
国家初級試験の配点
※タップで拡大します。
国家初級試験の流れ
※タップで拡大します。
二次面接(人事院面接)と採用面接の違い
●二次面接(人事院面接)●
■国家公務員として、職務遂行に的確性を有するかどうかを判断する。
■行政事務の場合には、面接カードに基づいた基本的な質問しかされない。(面接官は各省庁の方が担当する)
■税務の場合には、事実上の採用面接となるので、職務内容についてもある程度深い内容の質問を受けることになる。(関東甲信越の場合、面接地はさいたま市となる)
●採用面接●
■行政事務でのみ行われる。各省庁・出先機関が独自の視点で評価する。
■その内容は、世間話から圧迫面接までとバラバラ。「面談」のような形の場合もある。
■東京の本省庁だと1日拘束され、数回の面接(面談)が繰り返されることもある。(その中で”本日はもう結構です”と言われれば、不合格)
官庁訪問について
■行政事務においては、採用を希望する省庁・出先機関から内定をもらうための重要なステップとなる。
東京の本省庁においては、「業務説明会」などと称して、1次合格発表後から実施している場合がある。その過程の中で(まだ最終合格が発表される前)「内々定」が出されることが多いので、採用を希望する省庁とは早めに接触をしておく必要がある。
地方の出先機関においては、もう少しのんびりしているが、業務説明会の申し込みはあっという間に締め切られる(採用予定数が少ない)ため、早め早めに行動する必要がある。
■税務の場合、面接におけるお約束で「税務署に行ったことはあるか?」という質問がある。(興味を持っているのであれば、税務署に行ったことぐらいあって当然!という考え)
■1次試験の合格後に最寄りの税務署に訪問すると、業務説明会を行ってくれるので積極的に訪問した方が良い。
行政事務~NCOOL生の内定先~(直近4年間)
(本省庁)内閣府、外務省、財務省、国土交通省、厚生労働省、環境省、警察庁、公正取引委員会
(地方出先機関)北陸地方整備局、北陸信越運輸局、北陸農政局、新潟地方検察庁、新潟労働局、新潟漁業調整事務所、関東地方整備局、関東地方更生保護委員会(法務省)
(独立行政法人)統計センター、各地の国立病院
いかがでしたでしょうか。
地方公務員も、このように数多くの活躍の場があります。
コロナ禍において、地方公務員人気がますます増加していることから、今まで以上に事前の情報収集・準備がとても大切になってきます。
次回は
都道府県職員試験の詳細について
です。
都道府県職員試験の「流れ」や「倍率」など詳しくお伝えします!
どうぞお楽しみに♪